タダじゃない公立学校
学区内の学校に通わせるのが当たり前、と思っていたけれど、アメリカの公立は思ったより複雑な仕組みになっている。
アメリカで、発達障害+ギフテッドの子と暮らす日々の記録。
「アメリカは進んでる」説の、ほんとうのところ。
学区内の学校に通わせるのが当たり前、と思っていたけれど、アメリカの公立は思ったより複雑な仕組みになっている。
レベルがどうこうという話はさておき、現場を息子越しに見ている範囲では、自分はそこまで悪くないと思っている。特に息子のような子にとっては。
二つの園を立て続けに出てから、息子を受け入れてくれる「プリスクール」と呼べる場所は、なかなか見つからなかった。
最初の園の担任に教わって、息子はSpeech Pathologistに週1で通うようになった。効果は微妙だったけれど、そこから次のドットが繋がった。
次に入れたのは進学私立校のプレK。机に座る時間が長く、息子はもたなかった。校長に呼び出されて「幼稚園児でもあるまいし」と言われた日に、絶対この学校には来ない、と決めた。
アメリカの療育や特別支援には制度がある。ただ、その制度を回す人の数が、慢性的に足りていない。
「アメリカは制度があっていいですね」と日本のメディアでは言うけれど、その制度に辿り着くまでの話はあまり出てこない。最初に幼稚園を追い出された日のこと。
ある日、先生から「Highly Giftedのテストを受けてみては」と打診された。親の私のほうは、そこまでは思い至っていなかった。
アメリカで自閉症と診断されると、まず勧められるのがABA。日本ではまだあまり馴染みがないので、実際どんなものなのか、当事者目線で書いてみる。
「アメリカはギフテッド教育が進んでる」と日本で紹介されがちなのだけど、現場で見ていると、進んでいる部分とそうでもない部分が、わりとはっきり分かれている。